企業の社会的責任
イーバオテックでは、常に企業の社会的責任 (CSR) は企業価値にとって不可欠な要素であると考えています。弊社では地域社会の具体的なニーズに応えることを重視しており、積極的に地域社会に関わることで、従業員、会社、弊社が事業を展開する地域社会など、私たち全員に恩恵が及ぶと考えています。また、イーバオテックではテクノロジー企業としての弊社独自のメリットを余すところなく活用し、テクノロジーを駆使してCSRをより良く実践しています。
テクノロジーと慈善活動
-
イーバオテックでは、公共サービスへのコミットメントを実践する上でも、テクノロジーと公益の理念を組み合わせるための新しい方法を常に追求しています。例えば、イーバオテックでは、2015年に中国政府の「Internet +(インターネットプラス)」 マクロガイダンス戦略を受けて、新しくリリースされたeBaoCloudプラットフォームを駆使して社会福祉組織と保険会社とのコラボレーションにより「Internet + Philanthropy(インターネットと慈善活動)」を開始しました。このプラットフォームでは、子供のいない高齢者で支援を必要としている人々のために、出資者が「高齢者のための事故保険」を購入できます。
-
受益者(高齢者)の情報を確認した後、「Internet + Philanthropy」(インターネットと慈善事業)のプラットフォームを利用して、寄付がすべて保険契約として受益者に直接提供され、保険契約が発行されると、寄付者に直ちにその確認書と保険契約番号が送付されます。同時に、関与している社会福祉組織、テクノロジープロバイダ (eBaoCloud)、保険会社のその他3組織すべてが寄付情報をアーカイブします。このアプローチにより、公益活動に関連して生じる可能性のある詐欺を防止することができます。このイーバオテック公共サービスのプロセス全体には信憑性と透明性が有り、公益サービス実践の模範になっています。
-
このプログラムは、1,000万人以上に良い影響を与えた33件の画期的な「Internet +(インターネットプラス)」 の事例の一つです。これらの事例は、「China IT-Philanthropy Development(中国におけるIT慈善事業の展開)」という題目の2016年の白書で紹介されています。
-
社会的取り組み
イーバオテックは、楊浦区に拠点を持つテクノロジー企業として、社会に人道的貢献を行うだけでなく、革新的なアイディアも提供しています。2016年5月には、上海ユナイテッドファミリー病院 (Shanghai United Family Hospital) のボランティア達と共に、楊浦区の医療従事者と教育従事者のために、「歯を守ろう」というテーマの医療イベントを2回開催しました。同年には、視覚障がい者のコンサート鑑賞を支援する「I Am Your Eyes(あなたの目としての支援)」という長期的公共サービスプログラムを後援しました。このプログラムは、社会的に孤立しがちな視覚障がい者の方々の外出・社交を助けるために、楊浦区青年委員会 (Yangpu District Youth League Committee) と公益サービス組織の上海レイ (Shanghai Leyi) が企画したものです。2016年7月には、イーバオテックのボランティアが中国や海外の有名音楽学校や楽器協会のプロ達と共に、約100人の小中学生による公益コンサートを企画し、音楽好きのティーンエイジャー達に公演の機会を与えました。
学校・企業の協力
イーバオテックでは2000年の創業以来、保険ソフトウェア業界に深く根ざし、保険オペレーションとシステム開発の動向についての豊かな経験と深い理解を取得し、これらのメリットを活かして上海市内および周辺のカレッジや大学と、学校・企業の協力プログラムを設立しました。この取り組みの目的は、長期トレーニングプロジェクトやインターンシップの場を確立することで、学生達にインターンシップや雇用機会を提供し、同時に学生達の職場文化についての知識を広げ、理解を深めることです。
-
-
イーバオテックでは、上海財経大学 (Shanghai University of Finance and Economics、SUFE) との協力プログラムを2008年に開始し、現在毎年40人以上の学生に保険実務とシステムのトレーニングを提供しています。2010年には、華東師範大学 (East China Normal University、ECNU) との協力プログラムを開始しました。イーバオテックでは、これまでにこれら2つの大学の400人以上の学生達にトレーニングとインターンシップを提供しました。2014年には、イーバオテックは中国教育部が発行した「優秀エンジニア育成計画 (Outstanding Engineers Cultivation Plan)」を具体的に実施する方法として、年に約20人の学生にトレーニングとインターンシップの機会を与える協力契約を江南大学 (Jiangnan University、JUN) と結びました。また、2016年には上海外国語大学 (Shanghai International Studies University、SISU) との協力プログラムも追加し、初年度に45人の学士号コースと修士号コースの学生にトレーニングを提供しました。